【なぜ難解?】『呪術廻戦』が「難しい」「意味不明」と言われる理由8選と、設定の裏にある爆発的な面白さを徹底解説!

シリーズ累計発行部数が1億部を突破し、世界中で社会現象を巻き起こしたダークファンタジーの金字塔『呪術廻戦』

緻密な世界観と予測不能な展開でファンを熱狂させた一方で、SNSやネット上では「設定が難しすぎる」「途中から意味不明になってついていけなくなった」という声が一定数上がっているのも事実です。

なぜ『呪術廻戦』はこれほどまでに難解だと言われるのか?

今回は、読者が挫折しやすい「難しいと言われる理由8選」をロジカルに徹底分析!

さらに、その難解さの裏に隠された「爆発的な面白さ」の真実に迫ります。

「呪術廻戦」なぜついていけなくなる?『呪術廻戦』が難しいと言われる理由①言葉が難解?

① 初見殺しの「専門用語」の洪水

本作の難易度が跳ね上がっている原因は、作者・芥見下々先生の圧倒的な情報量と、読者の読解力を信じ切った「超ストイックな物語構成」にあります。

特に脱落しやすい8つのポイントを整理しました。

「呪力」「術式」「反転術式」「黒閃」「縛り」「落下の情」など、漢字のニュアンスを含めて一発で理解するのが難しい独自用語が次々と登場します。

これらが説明なしに戦闘中で飛び交うため、文字情報に溺れてしまう読者が多いです。

お勧めしたいけど、「呪術廻戦」を

知らない友人に説明することは不可能w

「呪術廻戦」なぜついていけなくなる?『呪術廻戦』が難しいと言われる理由②物理的・数学的思考が試される!?

② 「術式(ルール)」の概念が高度な物理・数学レベル

五条悟の「無下限呪術(アキレスと亀のパラドックス)」や、直毘人・直哉の「投射呪術(1秒を24フレームに分割する)」など、術式の仕組みそのものが現代科学や数学的思考を必要とするレベルで構築されています。

「なんとなくビームが出る」ような単純なバトルではないことが、難解さを生んでいます。

「呪術廻戦」なぜついていけなくなる?『呪術廻戦』が難しいと言われる理由③設定が難しい?

③ 呪術の極致「領域展開」の押し合いとルールの書き換え

領域展開は「発動すれば勝ち」ではなく、互いの領域の「結界の対内条件・対外条件」を入れ替えたり、付与された術式を中和したりする高度な心理戦・技術戦へと発展します。

領域展開だけでなく、「呪術廻戦」の設定は難しいものが複数散りばめられています。

他には、縛り(しばり)天与呪縛の存在も大変分かりにくいと言っても過言じゃないでしょう。

注※縛りとは、自分または他者との間に締結し、何かを制限する代わりに何か(能力強化)を得る、破ることが出来ない約束みたいなものです。

注※天与呪縛とは、生まれながらに肉体に強制された縛りのことです。自らが課す通常の縛りとは違って、天与呪縛を与えられた者は必然的に数奇な人生を辿ります。

特に最終決戦での五条と宿儺の領域の応酬は、呪術界のトッププロ同士の「異次元の理論バトル」でした。

あの異次元の領域バトルのロジックをすっきり整理した解説はコチラ↓

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「呪術廻戦」なぜついていけなくなる?『呪術廻戦』が難しいと言われる理由④複雑なルール?!

④ 「死滅回游」の複雑すぎるゲームルール

多くの読者の脳のキャパシティを限界突破させたのが「死滅回游(しめつかいゆう)」です。

死滅回游とは、夏油傑(げとう すぐる)の体を乗っ取った術師・加茂憲倫(かも のりとし)が語っていた「呪力への理解を深めるための殺し合い」、要するに、術師同志で殺し合いをする為に仕組まれたゲームのことです。

渋谷事変が終わってから間もない時に始まったもので、呪術師同士の戦いの編です。

ただの呪術師じゃなく、虎杖のように呪物を取り込んだことで呪術師になった者や、過去の呪術師が憑依した者もいます。しかも呪霊も暴れていて、渋谷事変よりも混沌とした状態!!

そんな死滅回游ですが、渋谷事変以上に長めに描かれています。

渋谷事変は10巻83話から16巻136話死滅回游は16巻137話から24巻212話となっていて、明らかに死滅回游の方が長いストーリーです。

死滅回游も、渋谷事変と同じように時系列の把握が難しい為、読者の中でもついていけない人たちが出てきました。

ルールに関しては、簡略化していますが以下の通りとなっています。

【死滅回游ルール】

・プレイヤーは、術式を得たら19日以内にコロニー内に入り、死滅回游に参戦することを宣誓する必要がある。
・それをしなかった場合は、術式は奪われる。
・プレイヤーじゃない人間がコロニー内に入ってしまったら、問答無用でプレイヤーにされる。
・プレイヤーは、自分以外のプレイヤーを手にかけることで点を得られる。
・点数については呪術師は5点、それ以外は1点。
・ゲームマスターは死滅回游のプログラムであり、サポーターとして式神コガネがプレイヤーに与えられる。
・プレイヤーは100点を得た場合、プログラムと取引する事でルールを追加できる。
・ルール追加の場合、プログラムは死滅回游に支障をきたさないルールだったら追加しないといけない。
・参加や点を得た場合、19日までに点を取ると言った行動をしなかったら、術式は奪われる。

初期のルールはこんな感じになっていて、始まった後に追加されたルールは、簡単にすると下記の通りです。

【追加されたルール】

・プレイヤーは、他のプレイヤーの名前、点数、ルールを増やした数、コロニーの数などを確認できる。
・プレイヤーは、他のプレイヤーとの点数の譲渡ができるようになる。
・プレイヤーは100点をプログラムに献上することで、新たなプレイヤーを死滅回游から抜けさせることが出来る。
・プレイヤーは色んなコロニーを自由自在に移動できる。
・死滅回游への参加を2018年11月18日21時9分をもって終了する。
・夏油傑(げとうすぐる)、伏黒恵(ふしぐろめぐみ)、氷見汐梨(ひみしおり)以外のプレイヤーが命を落とした時に、死滅回游は終わりを告げる。

以上のように、総則(ルール)がいくつもあり、さらにプレイヤーの行動によってルールが追加・変更されていくため、まるで複雑なボードゲームのルールブックを読みながら物語を追うような高度な読解力が求められました。

「呪術廻戦」なぜついていけなくなる?『呪術廻戦』が難しいと言われる理由⑤細かい説明はない?!

⑤ 説明セリフの徹底的な削ぎ落とし

芥見先生は、あえて「すべてを言葉で説明しない」ストイックな演出を好みます。

キャラクターの視線、コマの間のディテール、一瞬の表情から読者が状況を推測しなければならないため、流し読みをしていると「何が起きたか分からない」状態に陥りやすいのです。

「呪術廻戦」なぜついていけなくなる?『呪術廻戦』が難しいと言われる理由⑥時系列を把握するのが難しい?

⑥ 登場人物の「魂の入れ替わり」と修行期間の変遷

最終決戦前、虎杖たちがどのようにして急激に強くなったのか。「魂の入れ替わりによる修行(ういういの術式)」など、後から「こういうことだったのか!」とパズルが繋がるような変則的な回想・描写が多く、時系列を脳内で整理する難しさがあります。

例えば、一番最初に出て来た領域展開は、両面宿儺(りょうめんすくな)なのですが、作中の描写から斬撃系の技なのは理解できます。

注※両面宿儺とは、「呪いの王」と評される、作中でもっとも恐れられている存在。主人公の虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)の体内に取り込まれており、物語のキーパーソンでもあります。

どういう原理でそうなったのかは、その場面では説明されず、説明されたのは後の渋谷事変の時でした。

「呪術廻戦」なぜついていけなくなる?『呪術廻戦』が難しいと言われる理由⑦脳の柔軟性が必要!?

⑦ 宿儺が乱発する「縛り(しばり)」の等価交換ルール

特に物語終盤、宿儺が窮地に陥るたびに発動する「縛りによる術式の変更」

何かを得るために何かを差し出すというシステムですが、宿儺が「何を代償にして、何の制限を課したのか」のパワーバランスが非常に緻密で、戦況を正しく把握するハードルを高めています。

「呪術廻戦」なぜついていけなくなる?『呪術廻戦』が難しいと言われる理由⑧哲学的な理解が求められる?

⑧ 「魂」と「肉体」を巡るメタ物理的な世界観

虎杖悠仁の「魂を捉える打撃」、真人(まひと)の「無為転変」、そして伏黒恵の肉体を乗っ取った宿儺の魂の境界線。

本作は肉体的なダメージだけでなく、「魂の概念」が戦闘に直接影響するため、哲学的・概念的な理解が必要になります。

「呪術廻戦」難解さの裏にある「爆発的な面白さ」──分かると脳汁が出るカタルシス

では、なぜこれほど難しいのに『呪術廻戦』は世界中で愛されたのでしょうか?

それは、この「難しさ」こそが、他の漫画にはない圧倒的な快感を生み出すスパイスになっているからです。

<ロジックが完璧だからこそ生じる「納得感」>

『呪術廻戦』のバトルには、「主人公だから根性で勝った」というような都合のいい奇跡はほとんど起きません。

勝敗を決めるのは、常に「術式の相性」「ルールの裏をかく知略」「命を懸けた縛りの選択」です。

難解なパズルのピースが完璧に噛み合い、敵を打ち破った瞬間の「ロジカルなカタルシス」は、脳汁が溢れ出るほどの快感をもたらします。

<読者をも巻き込む「高度な頭脳戦」の当事者感>

ルールが難しいからこそ、読者は「自分ならどう戦うか?」「五条はどうやってこの窮地を脱するのか?」と、キャラクターと同じレベルで必死に思考を巡らせることになります。

この知的なエンタメ体験こそが、考察ブームを巻き起こした最大の原動力だと言えます!

「呪術廻戦」は難しい!意味不明と言われる理由8選!まとめ

難解さを越えた先にある、現代エンタメの最高峰!

『呪術廻戦』が「難しい」「意味不明」と言われるのは、作品が読者を子ども扱いせず、全力の知略と緻密さでぶつかってきている証拠でもあります。

一度読んだだけでは分からなかったシーンも、術式のルールやキャラクターの意図を理解した上で読み返すと、「芥見先生、ここまで伏線を張っていたのか!」と腰を抜かすような発見が必ずあります。

物語が完結した今だからこそ、ぜひ全巻をじっくりと読み返し、その緻密に計算された呪術バトルの全貌と、少年たちが命を懸けて繋いだ魂のドラマを100%味わい尽くしてみてください!

他にも「呪術廻戦」の記事を書いています。よかったら併せてご覧下さい。

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